コスプレ衣装 -グランアテーセ

コスプレする前に「ラブプラス」をおさらい

『ラブプラス』は、2009年にコナミがニンテンドーDS向けに発売した恋愛シミュレーションゲームです。 続けて2010年に『ラブプラス+』、2012年に『Newラブプラス』(3DS用)が改良版として発売となっています。さらに、2019年10月より同シリーズとしては初のスマホ課金型ゲーム『ラブプラス EVERY』が開始となっています。

ゲームストーリーは、"とわの市"へ引っ越してきた高校2年生のプレイヤーが「私立十羽野高校」へ転入するところから始まります。そこでテニス部、図書委員会に所属し、ファミレスでのバイト、それぞれでヒロイン3人と出会いさまざまな出来事を共有し、次第に関係を深めていくことでゲームが進行します。

それまでの恋愛シミュレーションゲームでは、最後に告白して"彼女"になることをゲームクリア条件のゴールとしていたものが、本作品では同じコナミの『ときめきメモリアル』のゲームシステムをベースとして、彼女になってからのイベントに主体が置かれているのが最大の特徴です。
このため、ゲームクリアのゴールというものが無く、高校2年生を繰り返すエンドレスゲームになっています。

その3人のヒロイン「高嶺 愛花」(高2/同級生)、「小早川 凛子」(高1/下級生)、「姉ヶ崎 寧々」(高3/先輩)のコスプレは、ゲーム登場から10年以上が経過しているにも関わらず非常に人気があります。

これだけ長い期間、高い人気を保てる理由の一つとして、アニメ化を行っていないことがあります。何度もアニメ化の依頼があったそうですが、動画になるとキャラクターのイメージが固定されてしまうことから全て断わってきたのが『ラブプラス』という作品でもあります。

高い人気『ラブプラス』キャラクターのコスプレ

こちらの衣装は、『ラブプラス』で主人公を含むヒロイン達が通う「十羽野高校」の女子用制服でセーラー服、長袖の冬服になります。

メインヒロインは全部で3人が登場し、同級生で箱入り娘のお嬢様「高嶺 愛花」、下級生でツンデレの「小早川 凛子」、上級生で頼れる優しいお姉さん「姉ヶ崎 寧々」、キャラクターデザインは「ミノ☆タロー」。実はその他にも、スマホゲーム「ラブプラス コレクション」において4人目のカノジョ候補、秋田美人の「雪乃 玲（ゆきの あきら）」が存在します。（コスプレでは見かけたことがありません、認知度は低いカノジョです）

コスプレにおいても『ラブプラス』の3人のヒロインは人気が非常に高く、大きなイベントでは必ずと言っていいほどに単独・併せともにコスプレが見られ、そこへまた多くのカメラが集まります。コスプレ初心者にもオススメし易い、ベーシックな十羽野高校の制服コスプレでもあります。

『ラブプラス』十羽野高校女子セーラー服の特徴

『ラブプラス』十羽野高校の女子制服は、セーラー服となっており実在制服では珍しい角襟と呼ばれる前襟が直角となっているセーラーカラーを採用しています。このタイプの変形襟は、沖縄地方の学校に多い傾向があるのですが、アニメ・漫画系の制服にはよく見られるタイプでもあります。

襟のラインは1本の平線となっています。冬服では脇腹の両サイドへ縦に同じラインが入っているのが最大の特徴になっており、これがラブプラスの制服の象徴でもあります。

セーラー服は、一般的なサイドファスナー方式で頭からかぶるプルオーバータイプとなっています。白い胸当ては、こちらも通常のセーラー服と同じくボタンホックにより着脱が可能となっています。

スカートのカラーは上衣と同じブルーブラック、プリーツは車ヒダで14本としてあります。裾にはセーラーカラーと同じ白で細い平線が、スカートを一周しており、シンプルなデザインで清純さが感じられる仕様になっています。
ファスナーはスカートの左側、5cmほど調整が可能なアジャスター付きとなります。スカートベルトにはゴムは入っておりませんので、アジャスター以外でウェスト調整はできません。

襟のスカーフは、セーラー服ではオーソドックスな手巻きの三角スカーフになっています。このため、襟背面ーの背中からスカーフを少し出してちょっとしたアクセントになっています。

上級レイヤー、及びプロカメラマンの要求を満たす仕上がりで、すでに何件かのコスプレグラビアの撮影に使用されている実績があります。日本製でこだわり抜いてコストがかけられた衣装でもありますので、写真集ROMや動画などの撮影に適しています。