誰もが知る国民的長寿アニメ「ドラえもん」をおさらい
1969年から小学館の学習雑誌でマンガ連載が開始され、1973年には日本テレビ系でアニメが開始されます。この1回目のアニメ化では人気が上がらずに半年で終了、マンガ連載の打ち切りも検討されるようになります。
1974年8月からてんとう虫コミックスより単行本が刊行され、当初は全6巻だけが予定されていましたが予想外の人気となり、1977年に「コロコロコミック」が創刊となります。このマンガの人気に推されるように、1979年に現在のテレビ朝日による2回目のアニメ化となります。
翌年の1980年には映画「のび太の恐竜」も大ヒットを記録し社会現象となります。以来、テレビアニメと毎年春に公開される長編映画は大ヒットとなり現在まで続く国民的な長寿アニメとなっています。
この50年以上という長い歴史がある「ドラえもん」だけに親子で観ることも多く、高齢の親や祖父母世代にも知られた作品であることがその最大の特徴でもあります。また、子供向けの長寿作品であるということは、小中学生の子供の頃に一度は漫画やアニメを見たことがあり、知らない人はいない作品でもあります。
このためコスプレをした際でも、そのキャラクターにおいてのカラーリングやポケットの特徴など、一目見て「あー、アノキャラクターね」と一発で解ってくれるのが特徴でもあります。
コスプレをしていてよくあるのが、一般への認知度がアニメに比べて低いゲームキャラクターなどでは、「あのキャラクター何?」と言われることがあります。「ドラえもん」という作品のキャラクターのコスプレでは、これが絶対に無いと言い切ることができます。
ドラえもん -ネコメイド- 衣装の特徴
元々、製造された時のドラえもんの体の色は黄色でした。ところが、耳をネズミにかじられた自分の姿を鏡で見た際に青ざめて「青くなった」とされています。また、別の設定では三日三晩泣き続けて黄色のメッキ色が剥げた、とも言われています。
いずれにしましても、ドラえもんのボディ色は「青」となっています。その青色をイメージして、メイド衣装風にデザインされた「ネコメイド」のコスプレ衣装となります。
「ドラえもん=ネコ型ロボット」ということから、こちらのメイド衣装は「ネコメイド」と呼ばれています。
【ワンピース】
ワンピースはドラえもんの「青」を基調としており、ポリエステル100%のツイル生地を採用しています。ツイル生地の質は結構厚くしっかりとしており、繰り返しの使用や洗濯に耐えることができます。
脱ぎ着は背面ファスナーから行います。比較的丈夫なファスナーが使用されており、中国製にありがちな初日(公開前の宅コス中もある)にファスナーが壊れるということは無さそうです。裏地は付いていません。
きちんとお尻には、赤く丸い尻尾も縫い付けられています。
【エプロン】
そのキャラクターを特徴づけるのは4次元ポケットを模したエプロンで、ポケットは実用的に使えるようにしています。コスプレ用の名刺などを入れておくことができます。
【カチューシャ】
カチューシャはゴシック調のメイドカチューシャで白となります。耳はかじられて無いことから、猫耳は付属いたしません。
【首輪】
鈴付きの首輪は赤で、ネックレスタイプになります。
【グローブ】
ドラえもんの白く丸い手をイメージした、指ぬき(フィンガーレス)グローブとなります。指先が出ていますので、スマホの操作などが可能で便利です。
【専用ソフトパニエ】
こちらのネコメイド衣装はミニスカートとなっていることから、一般的な30cmのパニエではパニエがスカートから出て見えてしまいます。(実際にそういったネコメイドのコスプレをイベントで見たことがあります)このため、専用に20cmのパニエを制作し付属いたしました。
パニエのあるなしではスカートの広がりが違い、履いていた方がボリュームが出て綺麗なAラインのスカートシルエットが形成できます。
コスプレ初心者からベテランコスプレイヤーまで
キャラクターは誰もが知っている作品だけに、ドラえもんのネコメイドのコスプレだと誰にでも判ってもらえるのがこちらのコスプレ衣装の最大の特徴になっています。キャラクターに似せて作り込む必要が無いことからもコスプレ初心者にも適しており、カメラも集まりやすいコスプレ衣装となっております。
ドラえもんの好物がどら焼きなのは有名なので、このためどら焼きのぬいぐるみ(クッション等)をコスプレの小道具として持ち込むケースが見られます。