生地染めからスタートした化物語 直江津高校の制服
今回、「化物語」の直江津高校女子制服を製作するにあたり、既存生地では納得できるカラーが再現できないことから、オリジナルカラーを調整して生地を染め上げるところから行っています。
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「化物語」直江津高校女子制服は初めての生地染めからの企画
「化物語」直江津高校女子制服はカラーが重要 『化物語』の直江津高校女子制服を制作していく上で、既製の生地でいくつか試作を ...
この生地染め、1反を染めることからこの1反買いになることが、最大のネックとなります。普段であれば必要な着数に応じてのメーター買いで、最低限の着数でオーダーをかけるのですが、今回の化物語制服のコスプレ衣装は少しばかり勝手が違います。
1反から何着が裁断で取れるか、その最大着数がオーダー数となります。ところが、この数量が普段のオーダーよりも多くトータルの縫製金額が大きく膨れあがってしまいました。そもそも中価格帯以上の高価格のコスプレ衣装って、1万円以下の低価格帯ほどにポンポンと売れるものではありません。在庫として抱えるリスクは、少しでも減らしたいところなのです。
また、単価はゼロ一つ多く10倍にでもなれば価格交渉力も付き安くなるでしょうが、2倍や3倍程度ではそれほど安くはなりません。大手さんなどは、最低でも1000ロットからと聞いていますケド。
そこで解決策といたしまして、長袖の冬服と一緒に夏服も作ってしまうことにしました。幸いにして冬服・夏服共に同じカラーで同じ仕様です。
これにより、1回の生地染めで負担は半分に出来ます。
ガハラさんのコスプレでは夏冬服の両方があります
ということで、戦場ヶ原さんのコスプレにメインで使用する長袖と、羽川翼をメインでコスプレする夏服半袖の両方が入荷しています。前回の制作時には、半袖を製作する前にラインナップを取り下げることになってしまいました。
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取得出来ない『化物語』直江津高校制服、コスプレ衣装の版権
壁が立ちはだかる『化物語』コスプレ衣装の版権 本日、講談社の法務部から申請を出していた『化物語』の版権に関しての連絡があ ...
『化物語』の作品は、主に主人公である「阿良々木暦(あららぎ こよみ)」の高3の1年間を中心に描かれています。このため、起きる事件の時期によって春休み中の「冬服(長袖)」から夏場の「夏服(半袖)」、そして秋以降は再び「冬服(長袖)」という形で衣装は推移しています。
1年を通じて暦(こよみ)のカノジョとしてそばにいる「戦場ヶ原ひたぎ」は長袖~半袖、2~3学期の事件である「羽川翼」は半袖のコスプレが多く見られるわけです。どの時期のキャラクターをコスプレするかによって、長袖と半袖を使い分けてください。
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化物語-直江津高校制服のコスプレ衣装を選ぶ際の5つのポイント
コスプレする前に化物語をおさらい 『化物語』の直江津高校女子制服が入荷いたしました。 以前、テスト的に製作したものは、1 ...