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クーポン

Facebookがチェックインクーポンのサービスを開始、クーポン市場へ参入したというニュース。
グルーポンのおせち問題で1月は大きく落ち込んだようですが、4月/5月と前年の売り上げを超えて過去最高を記録しているそうです。

最近では「くまポン」のTVCFを頻繁に見かけますけれども、乱立気味では?とも。
実際のところシェア1位「グルーポン」と2位「ポンパレ」の2強で売り上げのほとんどを占めます。
3位「一休マーケット」の売上金額は大きく後退。

正直なところ、ウチにもクーポン出店の話はありましたけれども、このビジネスモデルには納得がいかないのですよね。
赤字を出してまで「広告費」として出費して得になるのか?という部分で。

一度、値引きなどの安売りをしてしまうとその値引きされた価格がスタンダードとなってしまい、本来の価格が妥当だったとしても高いと感じてしまうようになります。
最初に決めた販売価格の信頼性が失われてしまうのですね。
当然、買う側としては「値引きしても利益出るじゃん」と思うわけです。

普通は、商品の原価率は30~40%程度ですから、半額で売ったとしても経費は出ませんが商品としては損はしません。
これがコストパフォーマンスを追求して原価率が50%以上だと…
1つ売る度に赤字が出て拡大していきます。
そんなビジネスを誰がするのか、ということ。

この「赤字」分を広告費、、、そんなバカな考え方は無いでしょ。
これなら最初から販売なんかやらない方がいい。
もしくは塩漬けにしておきます。

リピーターや口コミ効果に関しても、はなはだ疑問です。
価格帯が違えば顧客ターゲット層も違うし、購入者のみんながみんなブログやツイッターで公開するとは限りません。

クーポンに合う商品と、合わない商品があるとは思いますが、コスプレ衣装はニッチな市場でもあり後者だと思います。
マクドナルドやコンビニなどのように、一つの商品単価が低くついつい他の商品も購入してくれるような業態だと効果はあるのかな、と。

何でもかんでもクーポンにしてしまえ、という雰囲気が営業にありますが…

一番は、販売価格に余裕があるのであれば、購入してくれる人個々に直接価格を下げた方が喜んでくれるのではないかと思うのですけれども。
例え1件あたりが500円とか小さくても…
もしくは、コスプレ衣装はこの500円を品質アップのコストとして充当するべきかなとは思います。

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