コミケにコスプレ参加するのに気になる駐車場事情
コミケにコスプレで参加する場合には、衣装や造形などの大型の荷物を持ち込むことがよくあります。コミケ会場には、ガンダムなどの着ぐるみコスプレイヤーの方が大きな段ボール箱を積み重ねて台車を引いている姿を目撃することができますが、よくこれをアノ満員電車で運んできたなと驚いてしまいます。
ガンダムなどの着ぐるみ系ほどそこまで大きくなくても、普通の衣装コスプレでも大型の武器や杖などの長物を用意することはあります。これらも、電車で移動中にぶつけて破損したりというトラブルはよくあります。
またコスプレ参加でなく一般参加でも、広い東京ビッグサイトの会場を歩き回って疲れた後に、大量の戦利品をバッグに詰め重い荷物を持ち帰るのも一仕事となります。それ以前に、朝の公共交通機関は通勤時の満員電車並みで、夕方帰宅時の鉄道も駅構内へ入るのに30分以上かかるという大混雑となるのが、コミケの交通機関です。
朝の入場の待機列が2時間待ち、人気サークルや企業ブースではお目当ての戦利品をゲットするのに待機列、コスプレ撮影をするのに待機列、さらに帰りの電車・バスに乗るのにも待機列と、いったい1日の中で何時間列に並ぶのか?それがコミケという場所でもあります。
そこで、せめて行き帰りにはストレスなく移動したいな・・・と思い、「車で行く」という選択肢もアリとなるわけです。特に最近では、駐車場事情も以前と比較しても改善していますので。
ちなみにコミケ準備会では、来場の際には公共交通機関を利用することを推奨しています。1日で15万人が訪れるコミケ、有明・お台場周辺で収容できる駐車場の台数は1万台あまりとなっています。
これらの駐車場は、当然ながらコミケの参加者だけではなく、観光地のお台場へやってくる家族連れなども利用します。コミケ参加者で埋め尽くされてしまいますと、批判を浴びるのは「コミケ」となってしまい持続可能なイベントではなくなります。
このためコミケへ車で行くのであれば、コスプレの荷物が多いとかシェアライドを行うなどの配慮をしましょう。
今ではりんかい線が埼京線直通となり、お台場と有明もかつての幽霊が出たと噂されるような陸の孤島ではなくなりましたので、渋谷や新宿などからも電車でのアクセスも距離・時間的にも良くなっています。
観光地としてのお台場衰退で駐車場ガラガラ
以前、コミケの駐車場事情をレポートしたのは東京オリンピック2020の前で2019年、当時とはまた大きく状況が変わってきていますので、新しい情報とともにアップデートをしておきます。今考えますと、この時からすでに駐車場の空きが目立つようになっていましたので、新型コロナ禍がなくても観光地としてのお台場の凋落は始まっていたのですね。
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コスプレ参加には気になるコミケの駐車場事情 - コスプレ始めてみようよ!
+ 目次 コミケへの交通機関 1-1 公共交通機関も満員、長蛇の列 1-2 路駐はすぐに駐禁切符を切られます 駐車場の配 ...
過去これまでのコミケ駐車場事情
2019年以前のコミケでは、お台場は大人気の観光地でもあり駐車場はどこも満車で、朝の9時前には早々に駐車場の空き待ちの待機列ができる状態でした。このため、車で行った場合には新木場や東雲の方の駐車場に入れて、折りたたみ自転車を積んでいき自転車での移動が必須でした。
その後の2020年以降では、新型コロナ禍によりコミケ不開催の年もありましたが、リストバンドによる一般参加者の入場有料化に舵を切り入場規制を行いながら、コミケは2022年の夏コミC100から再開されます。
当然ながら、この新型コロナのパンデミックの影響を観光地でもあったお台場はモロに受けることとなり、観光客数は激減したのでした。これにより、まだコロナ禍であった2022年のお台場の駐車場はがら空きとなっています。
2023年の春には、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)が 感染症法上「5類」へと移行し、法律上の扱いが季節性インフルエンザと同じ区分となり外出などに制限が無くなりますが、今もってお台場には観光客は戻ってきていません。
お台場の衰退と凋落の要因
2021年にはお台場でも人気のあった「大江戸温泉物語」が閉館、2022年にはトヨタが運営していたパレットタウンが営業を終了し、その上にあった大観覧車も取り壊されています。ヴィーナスフォートも営業を終了しており、そこを居抜きで内装を再利用した「イマーシブ・フォート東京」わずか2年で営業を終了しました。
「イマーシブ・フォート東京」は、完全没入体験を売り物として映画などの世界観を再現した体験型アトラクションを揃えていましたが、旧ヴィーナスフォートの巨大な施設を利用しきれずに家賃・光熱費や人件費といった固定費が重くのしかかり、業態変更を実施したものの「高価格」「リピーターの再訪がない」「日本語理解必須でインバウンド需要を取り逃した」などの理由から、赤字を累積した結果で営業終了となっています。
他にもお台場には「ダイバーシティ東京プラザ」のガンダムや、日本科学未来館などの依然として高い人気のある施設はありますが、それでも以前のような黒山の人だかりはありません。2025年秋には東京テレポート駅前にトヨタアリーナ東京が新規開業するなどして、「スポーツとエンタメの街」へと再編される過程であり、東京都も3つ目の鉄道路線「臨海地下鉄」を発表するなど再整備が進められていますが、観光客をどこまで誘致できるのかは未知数です。
そう感じる理由として最近のお台場・有明地区を見ていますと、遊びに来る観光客の姿もチラホラとはありますが、ジョギングや犬を散歩させる住民の姿が目立ちます。目の入る範囲には以前には無かった高層マンション群が立ち並び、平日のゆりかもめやりんかい線にはビジネスマンなどが通学や通勤で乗っているというように、この地に住む住民の日常色が強く出ています。
これは、非日常を売りとする観光地とは相容れない要素であって、
