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EC-CUBE

新しいECサイトを構築する際、EC-CUBEというカートシステムのフリーソフトを使用しています。
これが優れもので、タダなのがありがたい。

ショッピングカートの導入は結構お金がかかり、これがコストを押し上げる要因となります。
ネット通販は費用がかからないと思われがちですけれども、それはリアル店舗に比べたら…という話。
導入して管理・運営を行うには、業者に任せたりするとそれこそリアル店舗を運営するのと変わらないくらいのコストがかかります。
ですから、コスプレ衣装を販売する個人サークルなどでは、メール受注が未だに主流だったりもします。

「EC-CUBE」は、この初期導入コストを大幅にカットすることができます。
これを知ってしまったら、もう業者なんかに頼むのがバカらしくなってしまうくらいです。

ショッピングカートの独自のシステムを販売しているところは、もう商売にならないでしょうね。
実際、「アテーセ」の方で使っているシステムを開発していたところは、この2年くらいはアップデートも無く活動してるのかしてないのかも判りません。
システムも使いづらいし、顧客名簿を流出させるなどの不手際もあり、無責任と言えば無責任。

EC-CUBEではデザインテンプレートも結構な数の会社から出回っていますから、サイトデザインもワンタッチで入れ替えることが可能。
今までCGIのプログラム内をイジっていたのが、如何にムダな時間だったのかを痛切に感じます。

設置も以前、3万円くらいでしたので業者に頼もうと相談したところ、営業マンが3万円もったいないですよ~と。
正直な人です。
ネットに無知な高齢の経営者を騙しているようなもんだから、ということです。

また、高い月額費用をショッピングサイト等の運営会社に支払う必要もナシ。
サーバーレンタル費用だけで済みます。
これもコストダウンで、販売価格に反映させることができます。
自社管理のサーバーだと、イメージ通りに自由にページを作り込めるところが利点でもあります。

ただ一つ、EC-CUBEのバージョンが最新の2.1系のためにテンプレートが揃っていないことなんですよね。
2.4系は古いので豊富にあるのですが…スマホ対応は2.1系の最新Verからなので。

以前に、友人の会社のホームページ制作を打診された際に、お友達価格の格安で○万円でいいよとしたのですが…
どうやらこの金額が値引き交渉の当て馬に使われたらしく、受注は他の業者へ。
実際のところ、当時その金額で業者がホームページ制作を請け負うのは無理な価格でしたが、出来上がったのを見てビックリ。
某デザイン会社が販売しているテンプレートにハメただけのものでした。

このため、デザインを選んだ人のセンスなんでしょうね、某デリヘルと同じウェブサイトになっていたのでした。
ソレは言ったんだけどね、その後どのように対応したのかは知らない。

テンプレートって、そういう可能性があるのが怖い!
特に2.1系はテンプレートの数も今はまだ少ないので、他とカブる可能性は高いのです。

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