コスプレ衣装製作

衣装の委託販売…の裏側

本日、大雨が降る中をアキバへ行ってまいりました。
よりによってこんな日に、大きな衣装の箱を持って…

というのも、コスプレ衣装の委託販売先を探しておりまして、秋葉原に店舗を構える某ショップへプレゼンに行ってきたのでした。
現在、衣装を委託販売しているのは中野ブロードウェイ内のキャンディワンがメイン。
ここは「聖地アキバ」のショップでも委託販売ができると何かといいなぁ、と。
キャンディワンではローゼンメイデンとフェイトが中心ですが、今回の主役衣装はハルヒ北高制服となります。
場所柄、また客層からも一般ウケするこちらの衣装が適切だろうと判断ですが、、、

いくら「この衣装はデキが良い」と文字で書いたところで一見にはかなわないわけで、高価格帯になっている以上コストパフォーマンスの高さをいくら叫んだところで購入者には不安がつきまといます。
これがネット通販の弱点でもあり、この欠点を補うのが委託販売になります。

家電製品など同じ品質の物であれば、量販店で実物を確認してネット通販の安いところで購入…という人は多くいるかとは思います。
しかし、コスプレ衣装の場合には品質はまちまちで、価格が同じくらいであれば同じ品質ではありません。
これは、裏を返せば高い衣装が必ずしも品質において優れているわけでは無いということでもあります。
ですからハルヒの北高制服衣装に関しては、多少納入価で譲歩をしても実店舗での委託販売先が欲しいと思っています。
実際に量産となれば価格はかなり落とせるため、購入するレイヤーさんのメリットにも繋がります。
安くするためにも、販売数量は稼ぎたい。。。

さて、お店に入った瞬間に…ちょっと不安!?
ショップがアダルト系からコスプレ衣装を始めた店舗ということは事前の電話で聞いていましたが、ここまでアダルト色が強いとは思っていなかった。
右を向いても左を向いてもおっぱい、階段にもおっぱい…

こ、これは女子は入れないゾ!
まだ昼だからか、男性のお客さんもまばらでかなり店内は空いています。
もっとも今日は大雨だからどこもお客さんは激減ですけども。

この店舗だとちょっとマズイかなぁと思いながらも指定された事務所へ向かいます。
まぁ、ハルヒ衣装は男性需要も少なくはないため、置いてもらうのであればXLサイズも必要かななどと考えつつ。

事務所へ入るなり、対応に出たのは店長さん。
本来はコスプレ担当の方とのお約束だったのですが、まさか店長が来るとは予想外。
話は早くていいですが…

それでも、お会いするなりなんか愛想が無い。
ドコで話をするとか、衣装を広げてもいいかの指示もなく、こちらから一方的に話を開始。
無口な方なのか、そもそもこの話にヤル気が無いのか…ナ!?

最初に感じた印象の通り、委託販売の話は白紙。
すでに店舗側では協議して受け入れないことに決まっていたそうです。
それなら雨の中、呼び出さないで欲しいなぁ…というのがホンネではありますが。
日にちも時間も全て店舗側担当者の都合に合わせたのですから。
理由は次のとおり

・品質が良いのは認めるが、価格が高く主要な顧客層からは外れる
・展示のスペースが無い
・安い衣装の品揃えが欲しい

というもの。
○○の店では9,800円で売ってるモン、、、と言われてしまうと返す言葉はありません。
少しでも価格の安い物を求める客層とは、このハルヒ制服は合わないですからね。
まぁ、店舗がアダルト色が強いということもあり断られてちょっと安心、でもアキバで手に触れてもらう機会を失ったことは残念でもあり、複雑な心境ではあります。
秋葉原にはコスプレ衣装を扱う店舗はたくさんありますので、諦めずに他をあたることにします。
1回断られて意気消沈、ハイそうですかとは引き下がれませんし…
ビジネスにはある程度のしつこさも必要ではあります。

営業さんって、ホントしつこいと思いますもん、、、コレに根負けすることもあります。

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