コスプレ衣装製作

裏地の大切さ

本日、『賭けグルイ』の「私立百花王学園女子制服」が仕上がったので引き取りに行ってまいりました。

そこで、『ラブライブ!サンシャイン!!』の浦女制服の簡易Verを見せてもらいました。
うちのデザインはそのままで、生地のグレードを落として裏地を無くした衣装になります。
当然、お値段も安くなっているわけですが。

写真になってしまいますとそれほど判らないのですが、やはり立体感に欠けると申しますか!?
なんか、安っぽいのですよね。

制服のようなリアルな重厚感が必要な衣装では、裏地は単なる肌触りを左右する布では無く、シルエットを形作る重要なパーツであるということが結論です。
見えない部分だから抜いてもよい、では済まないのです。

当然、高校生でも買い易い価格帯、安い衣装もあるべきだとは思うため、全く同じシルエットでコストダウンしたVerを製作してもらっているわけです。
これをやることで、ウチのハイクオリティな衣装のコストも落とせるのです。

コスプレ衣装には、

1. 高価格帯(4~5万円以上)
2. 中価格帯(3万円以内)
3. 低価格帯(1万円前後)

と3つの価格帯が必要です。
それぞれに、求められているものが違うからです。

1万円以下の中華製も、コスプレ初心者が興味を持ち気軽にコスプレを始められるという点に関しては、裾野の普及に必要なわけですね。

日本製、裏地のある無しでこれだけ違います
ラブライブ!サンシャイン!! 浦の星女学院制服(冬服)

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