コミケC95-平成最後の年明けに平成時代幕開けの小渕コスプレ

平成最後のスタートは平成幕開けを象徴するコスプレ

2019年、明けましておめでとうございます。

平成最後の年、平成31年の始まりです。そういえば、31年前の1月の平成の始まりはコレでした、平成のスタートを象徴するコスプレを平成最後のコミケで披露しているのは、

平成発表：小渕内閣官房長官（当時）
SirCryさん（@SirCry_s56）/左
藤田晃史さん（@EtO8y）/右

SirCryさんは、夏コミでは貴乃花のコスプレをおり、昨年の冬コミC93ではインタビューも受けていた方で有名なコスプレイヤーさんです。毎回、ネタコスプレで目立っています。

昨年の冬コミC93インタビューを受けている様子

もう、この光景に対して通りすがりの皆さんがスマホを向けて撮影、インタビューが撮影会状態になっていました。

毎回コミケでは常連のコスプレイヤーさんでもあり、今回はどのような時事ネタのコスプレを披露してくるのか、参加者の楽しみの一つになっていたりします。

コミケ1日目はネタコス、2日目はFGOのコスプレを披露される予定とのことでした。

コスプレにも揶揄される平成おじさん、小渕恵三

元号が「平成」から「令和」へと変わる年に再び注目を浴びたのが、「平成」の発表を行った「平成おじさん」こと当時の小渕恵三官房長官です。

30年前、「平成」の元号が発表されたその瞬間は、今でも人々の記憶に鮮明に残っています。発表を行った当時の官房長官、小渕恵三は一躍、時の人となったのでした。

当時、消費税の導入やリクルート事件などで著しく評判が悪く最低の支持率となっていた竹下登総理は、人気が出るのなら自分がやればよかったと羨ましがったとかないとか。この時に倣い、「令和」の発表も政府のスポークスマン役でもある菅官房長官が行うということになったと言われています。

竹下登総理のスローガンは、「汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう。」とのことで、後にその人気から小渕総理大臣が誕生することに関しては、笑って見守っているのではないかと周囲の人たちは思っているそうです。

昭和64年1月7日の午前7時55分に昭和天皇の崩御が発表され、午後2時36分に新元号の「平成」が発表されます。実際のところ、この短時間で新元号の選定が出来るはずもなく、昭和天皇の容態が悪化する前の前年の9月頃から選定を進めてきたと言われています。

また、「令和」の元号発表を行った菅義偉官房長官も、彼にあやかって「令和おじさん」と呼ばれています。

後に「平成」の額の現物は竹下家に保管されており、孫のDAIGOがテレビ番組などで紹介、現在は国立公文書館に収蔵されています。