細部にこだわり写真映えするコスプレ衣装、カワイイを求めて

コスプレ衣装 グランアテーセ

コスプレと経済

モグラ叩き

コスプレ衣装の歴史は1995年頃からですから、たかだか15年くらいしかありません。
実際には、コスプレという趣味はアニメの隆盛と同時期の1970年代後半からありますが、表に出てくるようになったのがエヴァンゲリオンのヒットあたりからです。

書き込みなどではよく、「コスプレ衣装は大半が無版権でケシカラン」というのを見かけますが、それはそれでごもっともで教科書並みにまっとうなご意見なのですが、実情を理解されていない意見でもあります。

それは、コスプレというのが

・同人発で個人が趣味の延長線上に発展してきた
・採算や利益を度外視で、マニアが15年かけて育ててきた市場

という特殊な背景があります。
極端な話、畑を開墾して種を植えて水をやり育て、実ってきたとたんに大規模資本がトラクターで乗り込んできて刈り取ってしまった…そんなイメージが強くあります。

利益にならない時には見向きもせず、市場が大きくなってきたとたんに権利を主張する。
その権利が平等に開かれているのなら、資本主義ですから資本を握った物が一番強く、やむを得ないかなと納得は出来るのですが…

それでも、「金、金、金、…」というのが思いっきり表に出るようなビジネスは、この分野では一番嫌われます。

ここで、無版権衣装を正当化しようという考えはありません。
むしろ販売されるコスプレ衣装の全てが版権取得されることが望ましいと思います。
その中から、ユーザーが「価格」「品質」「シルエット」「カラー」などを選べるのが最良の市場であると言えます。

今回、結構マニアの間では有名なショップが閉鎖しましたが、この動きが他のショップにも広がるか?と言えば、答えは「NO!」
一時的には自粛や閉鎖があるかもしれませんが、これはモグラ叩きです。
一つを叩けば、また別の穴から別のモグラが顔を出します。

根本的には、何も解決になっていません。
顔を出すモグラはまだ良い方で、地中に潜ったままのモグラもいます。
つまりはトラブルが多発した10年前に逆戻りとなるだけで。

10年前の状態というのは、ヤフオクにコスプレ衣装が大量に出品され始めた頃です。
販売者の身元は不明であることが多く、サンプル写真と届いた衣装が全く違うなどトラブルが多発した時期です。
当然に今のようなクレジットカードなどは使えませんでしたから、現金で支払いはしたけれどもその後に音信不通になったりと…

何でもアリでアンダーグラウンドな、結構ヤバイ世界でもありました。
ベテランのレイヤーの中には、まぁ一度や二度くらいは騙されたと感じる経験を持つ人は少なくないかと。
これは一歩間違うとヘタしたら、せっかく拡大してきたのに市場の縮小も招きかねない問題です。

現在では業者は通販法の表記などでだいたい表に出ているために、以前に比較してもかなりまともな状態にありますので初心者でも安心して購入することができます。
この「初心者が安心して買える」という部分が、マニアだけの世界から市場を広げた理由の一つでもあります。

規制を強めれば、間違いなくまた闇の部分が大きくなります。
未来永劫に渡って永遠に、モグラ叩きを続けますか?ということ。

では、どうすればいいのか?

またまた、続くよ…

-コスプレと経済

Copyright© コスプレ衣装 グランアテーセ , 2019 All Rights Reserved.